こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
ハウツー本などで『物事を継続するのには”やる気”は必要ない』という本が多くあります。
やる気やモチベーションなどは存在せず、あるのは『習慣』であるという考え方です。
では本当にやる気は必要ないのでしょうか?
やる気は必要無いんだ!
習慣化するルーティンを組めばいいんだ!
今回は向上意識が高い人で多い、『やる気は必要無い』思考の落とし穴について今回は書いていこうと思います。
目次
やる気は原動力
やる気とは感情が動いた後に起こる第二の感情です。
感情はきっかけです。
きっかけが無いと物事は始まりません。始まりのきっかけは様々あるかと思います。
物欲かもしれませんし、承認欲求かもしれません。
そして目的が出来る前にはやる気という感情が動きます。
感情が動いた後に、やる気が起こり、目的が出来ます。
なので、本来、やる気は目的を持つ前に存在しているのが正しいのです。
まず目的を定める段階で本当は『やる気』が必要だったりします。
継続とビルドアップの違いを理解する
継続とビルドアップは違います。
継続とは一定のものを続けることを指します。
対してビルドアップは改善を繰り返してより良いものを構築していくことを指します。
習慣は作業やルーティンというように決まった事をすることによってリズムを作ることが目的になります。
そこに改善の意識を付けようとすると、必ずと言っていいほど今までかかっていなかった時間が発生するのです。
習慣の中で使う時間が増える事は、効率的でありません。
習慣にする事は継続が苦しく無いようなものを選択するか、苦しく無いようにするべきです。
対してビルドアップは、元々改善の意識や時間、エネルギーをそこに注ぐことが前提の行動です。
時間をかけて問題点を見つけ改善し、良い力するために積み重ねていくことを目的にしています。
なので、改善していかなくて良いもの継続する習慣にし、改善が必要なものは習慣ではなくプロジェクトの一つとして認識しておかなければいけません。
そこの使い方には注意しましょう。
目的はやる気から生まれ、快感によって継続する
目的はやる気から生まれます。
その後の継続は『快感』によって左右されます。
感情によって生まれた多くの目的は目標に変わって、行動に影響します。
その行動を継続するには意思が必要です。
単純作業を続けることで達成できる目標であれば”習慣”が大切ですが、ビルドアップが必要な目標であれば日々改善をしながら継続する必要があります。
前述したように改善(ビルドアップ)を伴う継続にはエネルギーが必要です。
そのエネルギーを切らさないためには『快感』がとても重要になります。
「やることによってお金が入る」
「続けると褒められる」
など短期的な快感(褒賞)が改善が必要な継続にはポイントになります。
単純作業で継続が必要なものは出来るだけ「簡単に」「効率的に」「マニュアル的に」習慣化することが求められます。
改善(ビルドアップ)が伴う継続が必要なものは上記の要素が含まれていなくても「短期的に」「快感(褒賞)を得られる」ことが継続に求められます。
終わりに
どうでしたでしょうか?
本などを読んでいると「習慣化」することが良いとされることが書かれることが多いですが、単純作業の継続が必要なのか?それとも改善を伴う継続が必要なのかによって、求められる行動などを変わってきます。
継続しているのに『変わっていないな』という方は思考の落とし穴に落し穴にハマっているかも知れません。
継続にも種類がある事を忘れないようにしましょう。
『継続する事』が目的なら”習慣”にしましょう