本当に独立する?施術家が独立前に考えるべき事3選

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

この治療家・セラピスト業界には独立したいと考えている人が多いと思います。

でもその独立は本当にしても良いのでしょうか?

今回は独立前考えておくべきことをご紹介していきます。

 なぜこの仕事をするのか?

まず初めに考えなければいけないのは「なぜ自分はこの仕事をするのか?」です。

なぜこの仕事をしているのか。

なぜこの仕事を選んだのか。

それを考えましょう。

これを考える理由は「事業は継続することが前提である」からです。

仕事をする意味、意義、理由がはっきりしていないと、目標を達成した時や事業で躓いた時になぜこんなに頑張っているのか分からなくなります。

事業は利益を追求するものですが、お金以外の目的を持っておくと良いかと思います。

例えば

「人とコミュニケーションをとる事が好き」

「人の笑顔を作るのが好き」

など、自分のモチベーションになることを考えて紙に書き起こしておきましょう。

もちろん「生活するため」でも「家族を養うため」でも良いのですが、その理由だとそもそも独立する必要があるかどうかも疑問ですし、この仕事じゃなくても良いのではないかという話になってきます。

なぜこの仕事をするのかを考えよう

 仕事を通してやりたいことは?

次に考えることは「仕事を通してやりたいこと」を考えましょう。

多くの場合、仕事は手段であって目的ではないです。

仕事を通して得られるものを求めて私たちは日々頑張っています。

でもそれを言語化している人はほとんどいません。そして言語化できないということは具体的ではないということ。

会社にいる時は働く目的は会社が用意してくれたりします。

しかし独立すると働く目的は自分で決めなければいけません。

頑張る理由がないと人は案外頑張れないです。

ですので何事にも理由付けが必要です。

あとは前述もしましたが、仕事は長く続ける事が前提です。

今三十歳の人もあと40年近く働く人がほとんどです。

そんなに長い期間続けるためには、仕事を通してやりたい事・得たい事を具体的に理解しておく事が大事です。

山田

仕事でなくても得られることは多いです。週末の休日で事足りる目的だったり、わざわざ独立しなくても達成できる目的もあります。

その場合は次でお話ししますが、独立をしなくて良いケースもあります。

 今の環境を変えたい理由を考える

最後に考えたいことは「今の環境を変える必要があるのか」についてです。

正直、会社員は優遇されている立場です。

逆に個人事業主は優遇されていないです。

会社員は厚生年金があります。休日があります。有給があります。自分が休んでもフォローがあります。社会的な信頼性がります。安定的な収入があります。経費がなくても物が揃っています。広告も会社が打ってくれます。採用もしてくれます。集客費用も会社持ちです。ホームページ運営もしてくれます。税金の計算もしてくれます。

もう一度言いますが会社員は優遇されているのです。

わざわざその特権のような権利を破棄して独立したい理由はなんなのでしょうか?

よく「治療が好きだから独立したいです」って人がいますが、そういう人は会社員で集客などのめんどくさい作業は会社に任せて自分は治療に専念できた方が幸せです。

もっと収入を増やしたいです」って人は、副業でプラスアルファの収入を作ることは簡単です。むしろ収入の柱を分散できてリスク管理にもなるので会社はやめない方が良いです。

今の環境を変える必要がある。

そういった理由があるのか考えてみましょう。

今の環境を変える必要がある?

 終わりに

どうでしたでしょうか。

これから独立を考えている人に聞いても「今のままで良くない?」という事が多いので、今回このような記事を書いてみました。

独立すると何もかも自分の裁量によるところが大きいです。

どのくらい働くのか。どのくらい休みのか。目標は何か。目的は何か。

独立する前には言語化して具体的に自分の中で理解しておくようにしましょう。