自分で体を治す人になるために必要な3つのステップ【自分でも体を良くする】

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

日々の生活の中で、自分の体を自己管理できるのが一番良いですよね。

僕は昔

「全て自分が治療で良くしてやる」と思っていました。

でも実際に考えてみると

「僕(施術者)が触れている時間」

「患者さんが一人で過ごす時間」

って

圧倒的に

「患者さんが一人で過ごす時間」

が長いんです。

そこでよく患者さんから聞かれるのが

「良くなりますか?」

もちろんある程度の症状は、改善できることが多いです。

しかし僕ができるのは

車でいうと”洗車”であり、洗車をしても帰り道に車が泥道を走れば、当然ながらまた汚れてしまいます。

ですので、症状を改善するにあたって、施術者の技術や熱意などはもちろん必要です。

そりゃあ、もう、絶対必要です。だから施術家の方は常に技術を磨いてください。

でもそれ以上に必要なのが患者さんの生活習慣の改善・生活習慣への意識の改善です。

今までと「同じ道」を「同じ走り方」で生活をしていたら車は汚れてしまいますよね。

舗装された迂回ルートを覚えてもらったり

荒い運転なら運転の仕方を変えないといけませんしね。

体でも同じです。

ですので、施術者の仕事の一つは患者さんの生活を把握してそこに対する指導やアドバイスをすることが大切な仕事だと僕は思っています。

また患者さんは

自分の体を良くする方法を知るために通う。

という意識を持つと体は良くなりやすいのかなと思います。

山田
今まで診てきた患者さんもよくなる場合とそうでない場合を比べると患者さんの意識がやはり関係していることが多いです。もちろん、全てがそうではないですがね。

でもこれが一番大切で、一番早く体を良くする方法だと思うんですよね

 ①まずは知るということ

体を良くするためには自分の体を良く知らないといけません。

自分の状態がどんな時に良くなってどんな時に悪くなるのかなどを自分で知る。

自分の体はどのような形をしていて、どのような使い方をしているかを知る。

どのような食生活や生活習慣を繰り返しているか、自分の環境を再度確認をする。

何か問題を解決する時に

「何が問題なのか」

「現状はどのような状態なのか」

を知らずに解決はできません。

まず自分の状態や生活習慣、食生活、ストレス、環境などを意識的に感じて知ること

体を良くするための第一歩になります。

 ②意識するということ

知るという段階を経た後は

「普段の生活でどの程度意識できるか」がキーポイントとなります。

意識して出来ない⇨意識して出来る⇨意識しなくても(無意識)出来る

このような学習段階を運動学習と言います。

この運動学習と同じで、初めは

「こんなことして効果出るの?」

「仕事中とか意識するの無理じゃね?」

と思っていることでも実は慣れればできてくることって多いのです。

まずは気付いた時に意識する。これが肝要です。

山田
誰でも今までのルーティンを崩して変えることには抵抗を感じます。でも、いざやってみるとそうでもなかったりしますよ。

どうしても無理だと思った時は、抱え込まずに

周り(施術者も含め)に相談して改善案を一緒に考えていってくださいね

 ③感じられるということ

究極のセルフケア・予防法っていかに自分の状態を感じることができるかだと思っています。

「あ、これ以上やったら明日痛くなるな」

「そろそろ体やばいんちゃう?」

「右腰に変な感じするということはもうそろそろメンテが必要かも」

よく治療院などでは「二度と痛くならない体作り。」

なんて言いますが

人生って人それぞれ色々あると思うんですよ。

仕事が意味わからないくらい忙しい時期があったり

人間関係が急に変わることだってありますし

トラブルがあってストレスが加わることだってありますし

椅子を変えて座り方が変わることだってありますし

しかも、季節によって外部環境は常に変わってきます。

確かに、そのような変化に対応(耐えること)できるような体作り(筋トレとか)は必須ですが、

それと同時に自分の現在の状態を自分自身で把握する能力を養うことが、僕はより重要だと考えています。

自分の限界は人それぞれです。

2日徹夜してもピンピンしている人もいれば、9時間以上寝ないと昼間に頭が回らなくなってしまう人もいるわけです。

でもどんな人でも

自分の限界を知っていて、自分が今どのくらいの疲労やストレスを抱えているのかを感じることができれば、先に手を打つことができるようになります。

これが予防になったり、痛みの出ない生活を送る上で非常に大切なことなのです。

体内感覚(内観力)って何?【快適な体つくりを目指して】

2019年4月23日

 終わりに

と、言っても始めからそんなに自分の体の状態を正確に感じられる・把握できる人はほぼいません。

ゆっくり自分の体と向かいあって、時間をかけながら徐々に感じられるようになっていければ大丈夫なんです。

自分の体を心を労わりながら共に過ごしていきましょう。