不安との上手な付き合い方は自分のことを受け止めてあげる事

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

 

この業界も早10年になりました。

施術回数も30000回は超えたかと思います。

 

多くのお客様を見ていると、痛みや不定愁訴(重い・だるいなど)を抱えている人は体だけではなく、生活や人間関係、仕事などでも悩みや不安を抱えている事が多いなと感じさせられます。

心と体は表裏一体です。

 

西洋医学的に考えると、自律神経やホルモンと精神は関係があります。

東洋医学でも「五志」と呼ばれるものがあり、感情によって影響される体の臓が変化するという考え方もあります。

 

つまり西洋医学でも東洋医学でも心と体は関係しており、日々の気持ちを楽にしておくことは健康にとって重要なことになります。

それに煮えきらない感情を抱えたまま日々を過ごすのはとてもストレスです。

 

今回は日々のストレスに悩まされている人に向けて記事を書いていこうと思います。

 

最初に言っておきます。

あなたはとても頑張っています。

正解ではなく答えを優先せよ。という話

2021年12月2日

 自分の気持ちを受け止める

不安を感じたり、苛ついたりする時は多くの場合は「自分の考えていることと現実に差がある」事が原因になります。

 

このままじゃ駄目だ。

今の自分だと全然足りない。

 

自分の理想や目標と比べて今の自分に差があることに不安を感じるんです。

 

でも良く考えてみてください。

今足りないものや、出来ないものはただの事実であり不安になったから解消されたり解決されたりするわけではありません。

 

足りなかったり、出来てない時は、それが足りたり出来るように行動して努力するしかありません。

なので、不安になるだけ損なんですね。

 

そこで大事なのは

今の自分を受け止める事」です。

 

「あー、今自分はこういう状態なんだ」

と漠然と感じるだけでいいんです。

 

この現在地を自覚することは目標達成などには必須のステップです。

 

漠然と現在地を感じた後は、何もしなくていいです。不安に感じることも「だから自分は駄目なんだ」と評価することもしなくていいです。

 

まずは、ただ自分の現在地を知ってください。

そこから”何をするべきか”。行動を考えるようにしましょう。

 

自分に失望も、現在地に不安を感じることはしないでください。何もいいことがありません。

今の自分を認識して受け止めてあげてください。

 

それが不安を解消する具体的なステップに繋がりますし、自分の心しても軽やかになります。

 「受け止める」と「受け入れる」は違う

ここでしっかり分けておいて欲しいのが

受け止める

受け入れる

は違うということです。

 

今回お話ししたのは「受け止める」ということ。

 

ただ今の自分の状態を感じて、把握することです。

そこに感情や評価を下す必要はありません。ただ今の自分を感じる事。

「あ、今自分はこういう状態なんだ」と認識することです。

 

ちなみに「受け入れる」というのは

状態の認識と同時に「これで良い」とか「このままで良い」といった、意思決定を含むものです。

 

これは安心感は大きいですが、現状維持の意識が強く残るので、目標ややりたい事がある人にはあまりオススメしません。

※精神的な安定が目的ならアリかなと思います。

山田
細かいけど、しっかり区別しておくと「受け止める」作業の効果を実感しやすいので覚えておいてね☆

 その状態が悪いわけじゃない

現実と理想の状態に差があると私たちはあたかもそれが「悪い事」だと勘違いしがちです。

 

正直、理想なんて今と違う事が当たり前。

『今の状態が理想です!』。なんて人は一握りです。

 

足りていない。理想の途中。

の状態がデフォルトです。

 

今、目標までのステップの最中である。そういう意識を持って、自分の現状を受け止めて把握してみましょう。

 

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