こんにちは。
pirka-ピリカ-の山田です。
今回は『体の体内感覚(内観)』についてお話ししていきたいと思います。
体の体内感覚とはその名前の通り、
自分の体を感覚的に捉える力のことを指します。
「あ、今体が左に体重乗ってるな」
「体が左に曲がってる感じがするな」
といった、感覚のことです。
おそらく自分では
『いやいや!自分の体のことは自分が一番わかってるよ!』
という人も多いでしょう。
でもそれは本当なのでしょうか?
目次
実際には
私は6年間整骨院で施術をしていました。
施術数は最低でも3万回は下りません。
その間に見てきた患者様(クライアント様)で、最初から自分の体のことをよくわかっている人はほとんどいませんでした。
「それは言い過ぎ」と思うかもしれませんが、嘘のような本当の話です。
きっと医療関係で働いている方や体の専門家の方達はそう思っている人が多いのではないでしょうか?
例えば
「今立っていて体が左に曲がってるのわかってますか?」
「仰向けになって真っ直ぐ上を見てもらっていますけど、実は今左向いてますよ」
「体育座りした時に、左右で膝の高さ違うの知っていましたか?」
例を挙げればキリがないですが、本人はこの状態をほとんど知りません。
灯台下暗しというのでしょうか。
自分だと意識しないと気づかない事は多いのだなと、僕自身も何万回も繰り返した仕事を通して実感した事の一つです。
もちろんこう言っている私も、きっと自分の体で気づいていない部分もあるかと思います。
自分の良い状態を保つためには
自分の状態を良い状態に保つためには3つのステップがあります。
1つ
自分の状態を正しく理解する
2つ
改善できる部分を改善する
3つ
体がどう変わったかを理解する
この3つのステップです。
今回のテーマは『体内感覚を上げる』というテーマなので初めの「自分の状態を正しく理解する」についてもう少し掘り進めていきます。
自分の状態を正しく理解する
これは上で書いたように自分の体が
どのような形か(姿勢などの見た目でわかる部分)
どのように使っているか(体の動かし方、どこまで動くか、重心はどこにあるか)
どのような状態か(感情はどのような感情か、疲れているか、精神的な部分)
を自分自身でまず見つめる段階です。
ここでは良い悪いという概念は必要ありません。
ただ「自分の今の状態を俯瞰して感じる事」が大切です。
無理にどうにかしようとすると力が入ります。そうすると体は自分の体のことを良い状態に見せかけようとします。
つまり本当の自分の状態を見つめる事が出来なくなってしまいます。
ただ今の自分の状態を観察し、俯瞰的に見つめ、感じる事がステップの1つです。
治療院ではこのステップを先生に丸投げしている方がほとんどです。
確かにその場での効果はありますが、良い状態を保つためにはやはり自己管理というものは必ず必要なことになります。
例えばチェーンに油をこまめに指してサビを落として動かしてあげている自転車と雨風に晒して油もささず、その場に放置している自転車では、チェーンの痛み具合もかなり変わってきます。
ですので、快適な体で、良い状態を保つためには自己管理は必須になります。
まとめ
自己管理の初めのステップとして「自分の状態を正しく理解する」があり、そのためには「体の体内感覚を上げる」事が重要になります。
体内感覚(内観)を上げるためには
体内感覚を上げるためには自分の意識していない部分に意識を向けることで感覚は少しずつですが上げる事ができます。
少しずつ少しずつ自分の体や心(感情)と向かい合う事で養われていきます。
例えば
普段立っている時に体重はどこにかかっているか。
座っている時に左右のお尻のどちらに体重がかかっているか。
背中でいつも左右どちら側に力が入っている感じがするか。

私たちは毎日、足の裏で地面を踏みしめています
いつもは当たり前すぎて気にしない部分に意識を向けてみましょう。
終わりに
何万もの施術をしていて、この体内感覚を上げる事が、クライアントの体や心の状態を良い方向へ導くためにとても大切なのかなと僕は思っています。
よく予防の分野で『筋力トレーニング』が大事なものとして挙げられます。
『筋力トレーニング』は体に負荷がかかっても耐えられるように筋力をつけて”防御力”を上げて怪我や症状を予防します。
対して『体内感覚(内観)』は、自分の感覚を磨き”体の把握能力”を上げて、症状が出る前に対応出来るようにする事で怪我や症状を予防します。

整体サロンpirka-ピリカ-では最終的に体内感覚を上げていく事を大切にしています。
もちろん施術で手を加える部分もあります。
しかし、この自分自身と向かい合い理解し、自分自身を大切にする時間を提供すること。そして、その時間の手助けをしてあげることもこのpirka-ピリカ-での仕事であると考えています。
