こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
現代は、情報社会ですね。
ネットが繋がれば、大抵の情報は手に入りますし、他人といつでもどこでも繋がることができます。
他人の情報がわかることで、僕たちには比較対象ができます。
比較対象が多いということは、参考になるものが多いということでもあります。
しかし多くの場合は、この比較によって好ましくない反応を示してしまうケースが多くあるんです。
今回は
「周りとついつい比べてしまう」
「劣等感を感じることが多い」
「周りの目が気になる」
などの人に向けての記事になります。
今回の記事でわかることは以下の2つです。
周りの人を比較対象にすると不幸になる理由
比較対象を相手から自分に変える具体的な方法
では、どうぞ読んでみていってください。
目次
周りの人を比較対象にすると不幸になる確率が高い理由
僕もそうですが、皆さんも人の目って気になりませんか?
「これをやったらこう思われるかな?」
「私ってみんなからどう思われてるんだろう?」
こう考えることの多い人は、基本的に相手目線で物事を考えています。
相手と自分の関係性などをよく考えるタイプですね。
日本人は特に優しい人が多いので、このような相手目線でものを考えるひとが多いのかなと思います。
確かにとても良いことのように感じますし、相手の気持ちを察してあげることは美徳になります。
ただ、このように相手目線からの自分の評価や見られ方を意識しずぎることは、あまり良くないので気をつけてください。
理由としては
対人劣等感(相手と比べて劣等感を感じること)がストレスに最も大きな影響を与えるからです。
参考論文:大学生の対人ストレスとストレス緩和要因との関連(2010)〜久留米大学心理学研究科
人は相手に対して劣等感を感じるときに最もストレスを感じやすくなります。
なので、他人からの評価や見られ方(他人との比較)を行うことが多いと、劣等感を感じる頻度(対人劣等頻度)が多くなる傾向があり、ストレスがかかる可能性が高いのです。
もちろんこのストレスは心身に良い影響を与えるストレスの種類ではないです。
つまり、他人の評価や見る目を気にすることはストレスになる可能性が高く、人生の幸福度を下げる可能性が高いということです。
対象を相手から自分に変える方法
結論から言うと
『比べるのは過去の自分にする』
ことが大切です。
例えば仕事内容であれば以下のように考えるようにすることです。
3ヶ月前に出来なかったことが出来るようになった。
1ヶ月前より終わる早さが10分早くなった。
少しの変化だけでいいので、自分が成長したと感じる習慣をつけてみましょう。
またこの自分を比較対象にするときのコツがあります。
それは他人は自分のことを思ったより見ていないことを知ることです。
意外と周りの人はあなたのことを見てはいません。
(初めからあなたを値踏みするようにねっとり見ている人はいない。ということですよ)
なので、相手の評価や目などは無視して、安心して自分と比較するようにしましょう。
もし相手と比べてしまって落ち込んでしまった時の対処法はこちらの記事を参考にしてみてください。
終わりに
「自分はダメだなぁ・・・」
「なんであの人みたいに出来ないんだろう・・・」
そんなことを思うことが僕自身多かったです。
よくある「自分の弱点を補っていこう思考」が強かったんですよね。
でもその姿って意外と周りから見たら、こう映ってます。
「え?それって短所なの?」
「別に普通に出来てるからいいと思うんだけど・・?」
「なんで落ち込んでるの?意味わからんし」
人と比べる習慣が多すぎると、不必要なくらい自分を過小評価してしまう人が多いのかなと思います。
人と比べるのはほどほどにして、自分と比べることに集中して、少しずつ前に進んでいきましょう。