起業とか独立とか開業って聞くと怖い感じがします
ということを言われたので、どんな感じなのか、個人的な感覚になるのですが書いていこうと思います。
ちなみに僕は会社(法人)を設立したわけではないので、個人事業主になることについて触れていきます。
目次
なるのは簡単
個人事業主になることは非常に簡単です。
『個人事業開業・廃業届出書』
という紙一枚を税務署に提出するだけです。
↑これ。税務署のHPでダウンロード出来ます
このペラッペラの紙を一枚出すだけで、個人事業主になれます。
引っ越しの同意書とか契約書を書く書類の方が枚数多いですね。
ちなみに税務署のHPでダウンロード出来ますし、ちゃんと書き方のPDFも用意されてるのでかなり簡単に書けます。
(僕は15分くらいで書けました)
あと、出しておくべきなのは
『青色申告承認申請書』
です。
あ、これも一枚のペラッペラの紙です。
これは白色と青色とありますが、よくわからない人は基本何も考えず青色申告一択で大丈夫だと思います。
この2枚を書いて(控えを入れると4枚)税務署へ持っていくと、晴れて個人事業主になれます。
簡単でしょう?
僕が申請書を持って行った時は
朝一で税務署に行ったので10分ほどで手続きが終わりました。(8時半に入って8時40分に税務署を出ました)
手元にある資金から始める場合は基本的にリスクはない
大きな事業(借り入れを多く必要とする)の場合などを除いて、小さく事業を始める場合だとほとんどリスクはありません。
起業や独立のイメージとして事業に失敗すると
多額の借金を背負ったり
家に借金取りが押し寄せてきたり
ホームレスになったり
そんなイメージがあるのかなと思います。
しかしなかなかあのようなシーンにはお目にかかることは稀でしょう。
大きな事業(数千万円以上)の事業を手がけていく場合ならありえるかもしれませんが。
実際には手元にお金がなくなること自体が経営上あまりないですし、事業が上手くいかない場合は、多額の借金を抱える前に事業は廃業して会社員に再就職している人がほとんどだと思います。廃業ではなく休業も出来ますしね。
無理だと思ったら辞めればいい話です。
リスクは何があるの?
個人事業主のリスクは
①自分が倒れた時のリスク
これは自分が働く場合ですが、自分が働けなくなると収入がゼロになるということです。
自分の好きなことができる反面、体調管理などなどの責任が会社員の時より重要になります。
②確定申告をしないといけない
これは多くの人がめんどくさいと感じると思うので書いておきます。
③クレジットカードが作れない。引っ越しができない
個人事業主は社会的信用度が低いです(お前ちゃんとお金稼いでるの?ちゃんとお金返せるの?ということ)
なので
開業する人はクレジットカードを作っておいたり
引っ越しの予定がある人は済ませておきましょう。
くらいです。
でもその前に
ここまで
『個人事業主になるのは簡単でリスクはほとんどないよ』
と言っといてアレなのですが
開業するまえに
そもそも開業する必要があるのかは考えるようにしましょう。
正直、福利厚生は会社に所属している方が良いですし、毎月給料が保証されている環境は安定しているといえます。
会社の仲間はいますし、税理関係の正直めんどくさいこともやらなくて良いです。
健康保険や厚生年金なども会社が半分負担してくれますし、自分が病気の時も他のスタッフがカバーしてくれます。
それを投げてまで開業したいか否か。
それはしっかり考えた方が良いのかなと
個人的には思いますので、開業、独立を目指している人は考えてみてくださいね。
参考までに。