自分のお客様は誰ですか?【個人事業主の心構え】

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

個人事業主として自分の仕事を作る時には必ず、お客さんが存在します。

お客さんがいるからこそ、私たちはお金をいただけて生活ができるわけです。

「何を当たり前なことを言っているの?」と思うかもしれませんが、会社で働いている時と違うこととして自分の事業を持つ時には『お客さんを選ぶこと』が必要になってきます。

今回は個人事業主になった時の心構えについて書いていこうと思います。

参考になれば幸いです。

 お客様を選ぶとは?

「お客様を選ぶ?なんだか偉そうで嫌なんだけど・・・」

そう考える人は多いかもしれません。

特に人と関わるお仕事をされている方は人を選ぶことを嫌がるかもしれません。

この業界は優しい人が多いと思いますし、相手を思いやる心は人間としてとても大切なことだと思います。

では、なぜ自分の事業を考える際に『お客様を選ぶ必要』があるのでしょうか?

いくつかご紹介していきますね。

 関われる人数には上限がある

個人事業主の場合、その事業で関われる人の人数は限られてきます

インターネットで繋がっている時代だとはいえ、そこには限界数が残念ながら存在します。

全ての人と関りを持ち、関わる事はなかなか現実的ではありません。

広く、大人数に対して何かを成すには、規模が必要になります。

そして、その役割を担っているのは、大手企業であるわけです。

私たち、個人事業主に大切な考え方は『必要としてくれている人に、自分が提供できる価値を提供し、相手の問題を解決をすること』です。

あなたを必要としてくれている人に、あなたは尽力を尽くす事が大切なのです。

そのために、誰がお客様かを選び、注力する必要があります。

 類は友を呼ぶ

お客様はその店の色を濃く映し出します。

人は自分と同じような人と集まる習性があります。

引き寄せの法則なんて呼ばれることもありますね。

上にも書いた通り、関われる人数には上限があります。

その中で、どんな人たちに囲まれて仕事をしたいか。を考えてみてください。

今来ているお客様が新規のお客様を引き寄せます。なぜならその方の周りには同じような方が集まりやすいからです。

そうするとその人がご紹介してくれる新規のお客様は、その方と似たような方になってくるわけです。

結果、あなたのお店に来るお客様は今来てくれているお客様次第だということになります。

それを踏まえて『お客様を選ぶこと』は大切なことになります。

決して自分勝手になれ。ということではありません。

自分と相手(お客様)がお互い、気持ちよく、健やかに、恩恵を与えあえるのか。

そこを真剣に考える必要があるという事です。

 お客様は一生モノ

個人事業主のお客様は長く付き合う前提が多いです。

企業になると短期のお客様も多いです。

例えばキャンペーンで広告をかけて新規を一気に集めたり、イベントを開催してライトユーザーを増やしたりしています。

これは母数が多くてもしっかりと対応できるからこその施策です。人数が多い企業の強みですね。

しかし個人事業主は多くがマンパワーに依存しています。

最初にも書いた通り、関われる(十分にフォロー出来る)人数は制限されているのです。

もちろん母数を増やす施策は大事ですが、1人のお客様に長くご利用いただく事がもっと重要なのです。

そして長くご利用いただく際に、個人自業主の場合、”自分で対応する”必要があります。

こちらの都合を考えず無理難題を言ってくるお客様。

とにかく安くしてくれと迫るお客様。

休みなく働けというお客様。

このようなお客様を抱えつつ、何十年も仕事がしたいでしょうか?

企業であるなら自分と合わないお客様を違うスタッフに任せることもできます。

しかし仮に1人で仕事をする方であるならそれはできません。

個人事業主はお客様とは長い期間、サービスを提供する関係になります。

出来ることなら最高のサービスを提供し続けたいですよね。

それにはお互いを信頼できる関係を構築する必要があるのです。

だからこそ、お客様を選ぶ必要があるのです。

 終わりに

私も昔は「関わる人すべてに最高のサービスを提供する」と考えていました。

しかし世の中には様々な人がいます。

自分のサービスを求めている人に最高のサービスを提供する。

これが個人事業主の役割なのかなと思っています。

そのために努力し、自分を頼りにしていただけるお客様に対して全力を尽くす事が大切なのです。

お客様を選ぶとはそういう事です。

よろしければ参考にしてみてくださいね。