自分の『好き』が見つからない人がするべきこと

こころとからだの今を知る

pirka-ピリカ-代表の山田です。

好きなことをやりなさい。

最近だとよく言われる言葉だと思います。

でも「自分が何が好きかわからない」。「別に好きなことなんてないよ」。

という人は多いと思います。

また好きな事が無いという人で、好きなものを見つけるために色々なものを見てみたり、海外旅行に行って自分探しをやってみたりする人がいます。

しかしこの好きなものを見つける行動は意味が無い場合が多いのかなと個人的には考えています。

今回は自分の好きなものを見つけるためにはどうしたらいいのかについてお話ししていきたいと思います。

 好きなことは経験していることの中にある

今は趣味も、好きなことも特に思いつかない。

きっと新しい経験をすることで自分の好きなことに巡り合えるはずだ!

そんな風に考えている人は多いです。

まだ自分の好きなことに出会っていないだけ。

新しいことが自分の好きなことを見つけるのには必要なはずだ。

そう考えている人はその考え方は間違っていることに気づく必要があります。

日本のことわざに「灯台下暗し」ということわざがあります。

英語だと

Go abroad to hear of home.(海外に行けば自国の噂が聞こえる)

という言葉もあります。

今、何かパッと好きなことや夢中になれることが出てこない・頭に浮かばない人はいると思います。

でもそれはあなたが気づいていないだけで、実は好きなことや夢中になれることはもう経験していたり、気づかないだけでやっていたりすることが多いというお話です。

このことに気づかない人は海外などに旅行に行き、見つかりもしない自分探しを永遠にする人も多いです。

自分の好きな事はすでに経験している事なのかもしれないという意識はとても大切になります。

 好きなことは見つけるものではなく、やっていくことで好きになっていくこと

みなさんはバドミントンはやったことがあるでしょうか?

多くの人が体育の授業で経験したことがあるでしょう。

ちなみに僕はバドミントン部だったのですが、始めてから一年はバドミントンが大嫌いでした。

ランニングはきつい。筋トレで動けなくなる。上手く打てない。

バドミントンって意外とハードな競技なんです。

でも入部して一年が経つ頃には、僕はバドミントン大好き人間になっていました。

目の前のことに夢中になって、一生懸命取り組んでいるうちに出来るようになっていつの間にか好きになっている。

こんな経験ありませんか?

大人になると、この『やっていくうちに好きになっていく』感覚が鈍くなってしまうのですが人は多くの場合、続けることによってその行為が好きになるのです。

好きなことが見つかるのではなくやっているうちに好きになる。

もちろん、やっていて続かないものや、続けてもどうしても好きになれないものはあります。

それはそれで「あ、これは好きになれないな」でいいのです。

好きなものを見つける。夢中になれるものを見つける時は新しいことをやるのではなく『今目の前にあるもの(こと)を全力でやってみる』ことが、好きなものを見つけるために大切だったりします。

好きなことは「見つける」のではなく「いつの間にかできる」ものなのです。

 終わりに

好きな事は意外と身近にあります。

自分の好きな事がわからないという人は、是非まずは今目の前にあるものに全力で取り組んでみてください。

実はそれが自分の好きなものを見つけるコツだったりします。

よかったら参考にしてみてくださいね。