肩こりからくる頭痛の改善方法【ここを揉め】

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

 

今回は肩こりからくる頭痛のセルフケアについて解説していきます。

頭痛は肩こりと同じように症状を感じている人が日本人口の8.4%と、11人に1人は頭痛の症状に悩んでいるとされています。

特に20代〜40代の女性に多くみられ、平均の2倍もの数になります。

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2022年1月23日

 頭痛の種類

頭痛には大きく分けて3つの種類があります。

①筋筋膜性頭痛

②拍動性頭痛

③群発性頭痛

この3つの中で一番重いのは③の頭痛で、これは病院にかかる必要があります。

山田
筋筋膜性は「ギュー」と痛くて、拍動性は「ドクンドクン」。群発性は「ズッキーン!」と激しい痛みが出るのが特徴です

 頭痛を起こるのはなぜ?

頭痛はなぜ起こるのでしょうか?

それは血流不足により「虚血状態」になっているか。頭に走る神経が何かしらの理由で「圧迫」されているかの2つです。

 

筋筋膜性の頭痛では、肩や首の筋肉が硬くなり、頭に広がる筋膜と呼ばれる膜が緊張し、頭に走る神経が圧迫されることによって生じます。そして筋肉が硬くなるのは筋肉への血流が悪くなり、虚血状態になることが原因です。

虚血状態になることで筋肉がうまく緩むことが出来なくなるので、筋肉が強張り、肩こりや首こりといった症状も出てきます。

この筋筋膜性の頭痛はマッサージなどで緩和することが出来るタイプの頭痛です。

 

逆に拍動性の頭痛は頭に血流が多くなること、もしくは頭からうまく心臓に血液が返ってこないことが原因になります。

こちらは自律神経の乱れや、肩首の筋緊張で静脈が圧迫されて頭に血液が貯留してしまうことで起こってしまします。

この拍動性の頭痛は首肩の筋肉を緩めて上手く頭から心臓に血液が流れやすくすることも大切なのですが、体の下(脚など)の血流を良くして頭に血液が行きすぎないように分散したりすることも大切になります。また睡眠不足やストレス、女性であればホルモンなどで自律神経が乱れることでも起こりますので、そちらの改善も必要な場合もあります。

 

群発性の頭痛は原因は不明なのですが、自律神経の異常などで目の奥にある毛細血管に多量の血液が送り込まれることによって神経が圧迫され、激しい痛みを生じさせるとされています。症状は目の奥が激しく傷む、、目の充血、涙や鼻水が止まらないなどの様々な症状があります。

この症状は1〜2ヶ月間毎日続きます。

 頭痛の種類による対処の違い

頭痛の種類による対処が違うので下記いたします。

筋筋膜性の頭痛:温めると良い。首肩の筋肉をほぐして動かす。

拍動性の頭痛:冷やすと良い。全身の筋肉を動かして全体的にほぐすと良い。

群発性の頭痛:病院へかかることが一般的。

 頭痛の時に緩める筋肉のポイント

頭痛の時に緩める筋肉としては「後頭下筋群」が有名です。

 

後頭下筋群とは首と頭の間にある筋肉のことを指します。

ここに頭へ走る神経が通っている

ここを揉むことで神経の圧迫が軽減し、頭痛を緩和することが出来ます。

やり方は簡単で、首から頭へ指を滑らせていき、頭に移行する部分で段差があって指が止まるのでそこをマッサージするだけです。

上を向きながらやるとさらに指が入りやすくなるので意識して上を向きながらマッサージをするようにしてみてください。