【体の疑問】体が硬いと不調が出やすいのはなぜ?

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

体が硬いですね。

そんなことを言われたことがありますか?

体が柔らかいと良い。

ということはなんとなくわかりますよね。

では逆に体が硬いとなぜ体にとって良くないのでしょうか。

別に体が硬くても日常で困ることはないですし、何かができなくなるわけでもないですよね。

しかし体が硬いことによってのデメリットはやはり存在します。

今回は体が硬いことによって起こりうるデメリットを紹介していきます。

 怪我をしやすい

体が硬いということは同じこととして『関節の動く範囲が狭い』ということにもなります。

関節が硬いと正常の動きより動かせる範囲が狭くなり、ふとした力でその動かせる範囲を超えてしまう可能性が上がります。

自分の動かせる範囲以上の動きを行うと関節に過度な負担がかかり、怪我をしてしまいます。

本来関節には、ある程度の可動域と遊びがあり、予想外の外力が加わってもその可動域と遊びによって

組織が引きちぎられたり、関節に負担がかかりすぎないような仕組みになっています。

しかし体が硬いと、この『可動域』『遊び』が少なくなる為、日常で起こる予想外の外力の際に怪我をする確率が高くなってしまうのです。

 血流が悪くなりやすい

体が硬いと筋肉の伸び縮みが少なくなります。

本来、筋肉は伸び縮みを繰り返して、ポンプのように血液を体中に送る役割を持っています。

しかし体が硬いと、筋肉の伸び縮みが少なくなり筋ポンプ作用が低下してしまう為、上手く血液を全身に送れなくなってしまいます。

そして血流が悪くなると組織に酸素や栄養が行き渡らなくなるので、痛みダルさ冷え自律神経の乱れなどを起こしやすくなります。

普段から筋肉を柔らかく、よく伸び縮みさせるようにしておくことはとても大切なことになります。

 終わりに

体が硬くても健康な人はいるじゃないか。

と思う人もいるかと思います。

その通りです。

しかしそのような方はよく体を動かしていたり、筋肉の量が多かったりする方が多いのではないでしょうか?

体を動かす習慣があればその分筋肉の動きが増えるので一回の筋ポンプの作用が弱くても回数でカバーする事ができます。

筋肉の量が多い(筋肉が厚い)人は筋肉自体に毛細血管が多く存在するので虚血状態になるケースは少ないのです。

なので、筋肉の量が多かったり普段運動をしない方にとっては、体を柔らかくすることは体の不調を取り除いたり、怪我をしにくくなったりする効果があるので良いこと尽くめです。

是非、普段運動をしない方は体を柔らかくすることを意識してみてくださいね。