呼吸の浅さと腰痛の関係【デスクワークは呼吸を意識すべし】

こんにちは。

pirka-ピリカ-の山田です。

座り仕事をしているとどうしても背中が丸くなり、胸郭が狭くなり、呼吸が浅くなります

デスクワーカーの方々は呼吸が浅くなっている人がとても多いです。

確かにずっと座っていると腰回りが動かないので筋肉が硬くなり、腰痛が起こりやすくなります。

しかし、動かさないことだけが腰痛の原因ではありません。

今回はデスクワークの方向けに呼吸と腰痛の関係性をお伝えしていこうと思います。

呼吸と腰痛の関係性

呼吸をしている姿を想像してみると

お腹が膨らんだり

胸が膨らんだり

している姿が想像できると思います。

『呼吸は横隔膜が下がること』によって肺の中に空気が入っていくような仕組みになっています。

横隔膜がお腹の方に下がるとお腹が膨らみます。

肺の中に空気が入ると胸が膨らみます。

しかし本当はお腹と胸以外にも膨らんでいる場所があるのはご存知でしょうか?

それは背中と腰です。

肺に空気が入ると肋骨が広がります。

肋骨は背中から胸の前まで繋がっていますので、胸郭が広がると自然と背中も膨らみます

胸の前は肋軟骨といって柔らかい骨で出来ているので胸の前が膨らむ大きさとしては大きくなります。

また

横隔膜がお腹側に下がってきたときは、お腹の前だけではなく後ろ。つまり腰も膨らむのです。

人が呼吸するときは

胸と背中

お腹と腰

体全体が膨らんでいるということを頭の中に入れておきましょう。

呼吸が浅くなると

呼吸が浅くなると腰痛が起こりやすくなります。

起こりやすくなる理由としては体の中に酸素が入ってこなくなること、内臓の動きが悪くなることが挙げられます。

(深呼吸の役割を説明している記事がありますので参考にしてみてください)

そして呼吸が浅くなると腰が膨らまなくなり、動きが減るために筋肉が硬くなって腰痛が起こりやすくなります。

今流行りのスタンディングデスク

呼吸が浅くなることによっての腰痛に対してとても有効なのが「スタンディングデスク」です。

スタンディングデスクによって効率も良くなり運動不足も解消できると言われ、海外では今ではすでにメジャーになってきています。

スタンディングデスクの良いところ

腰を動かすことができる(腰が固定されていない)

下肢の筋肉を使用することによって全身の血流を良くすることができる

背中が丸くなりづらくなり、正常な呼吸が維持できる

このような効果があるので、今腰痛を抱えているデスクワークの方は、ぜひスタンディングデクスへの変更を検討してみてください。

※導入するのが難しいのであれば、やはり頻繁に立ち座りをすることが最良の腰痛対策です。