こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
成人の約21.4%の人が不眠を訴えているということを知っているでしょうか?
大事な会議があってちゃんと眠らないといけないのに眠れない。
朝が早いからもう寝ないといけないのに眠れない。
そういう時ってありませんか?
しかし
「寝ようと思うほど目が冴えてきて、眠れる気配もないし、気づいたら横になりながらスマホを操作していた」
なんてよくある話ですよね。
今回は不眠の改善方法に関してお話をしていきたいと思います。
参考になれば幸いです。
目次
①目をつぶって横になるだけでも脳の一部は休むことが出来ている
実は人間は目を瞑っているだけでも脳の疲労をかなり抑えることが出来ます。
これは普段私たちが生活をしている上で、視覚情報が人の脳の割合を大きく占めていることが関係しています。
ですので、目をつぶっているだけでも脳は休むことが出来ます。
睡眠には眠りに落ちてから
”ノンレム睡眠”
”レム睡眠”
という状態を交互に繰り返します。
ノンレム睡眠時には脳の休息が行われていると言われ、一方レム睡眠時には体の筋肉が弛緩し体の休息が行われていると言われています。
たしかにしっかりと睡眠をとること(生理的な意識の喪失)は日常生活を健やかに過ごすためには必要ではあります。
しかし、眠れない時は目をつぶって横になるだけである程度は休息をとることが出来るので、眠くなるまで時間がかかっても大丈夫です。
なかなか眠れない人は、心配せずに目を閉じて、ゆっくり眠気が来るのを待ちましょう。
『早く眠らなきゃ!』
という感情がなくなるだけでも入眠しやすい状態は作ることが出来るのかなと思います。
②仰向けで腕を斜め30度下に開き、脚を軽く開いて寝る
なかなか眠れない方におすすめなのは
仰向けで腕を斜め30度に開き、脚も軽く開いて眠るという方法。
この姿勢はスポーツ選手などがよく使う『漸進的筋弛緩法』を行う際の体勢であり、筋肉の緊張が取れる体勢であると言われています。
よかったら試してみてくださいね。
よく眠れるストレッチはこちら
③部屋を真っ暗にする。
当たり前のことだと思う方もいらっしゃるかと思いますが、部屋を真っ暗にすることも入眠しやすくするポイントの一つです。
人の瞼は約1.3mmと非常に薄いです。
強い光があると透過し、目は光を感じます。これは朝、日が昇ると太陽の光を感じて体が起きるようにするために備わっている機能です。
ですので豆電球などはつけずに部屋を真っ暗にすることが安眠するためのひとつのポイントになります。
もし真っ暗が苦手な方は豆電球は消し、ベットの下にスタンドライトなどを置いて光が直接顔を照らさないようにしてあげると良いでしょう。
終わりに
睡眠は自律神経を整え、体内時計をリセットするのにとても重要なことです。
眠っている時に体の疲労回復や、脳の記憶整理、細胞の入れ替わり(肌のターンオーバーなども)も行われます。
健康と睡眠は切っても切れない仲なのです。
良質の睡眠は日々のパフォーマンスを上げるのに必須ですので、是非参考にしてみてくださいね。
ただ
『睡眠が満足に取れずに何週間も経っている』
『夜に眠れず、昼間に急激な眠気に襲われる』
などの症状がある場合は、出来るだけ早めに専門医を受診し診断や治療をするようにしてくださいね。