こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
今回は開業に際して、必ずといっていいほど関わり合いがある、「業者」について、経験上のお話ですが書いていこうと思います。
これから開業や独立を考えている方に、何か参考になれば嬉しいです。
目次
なぜ業者を選ぶのか
開業・独立をすると、基本的に内装やインターネットの工事、備品などの調達などで業者とほぼ100%の確率で関わる機会があります。
またこの時関わる業者は、長い年月関わる事が多いです。
理由は様々ありますが、テナントの管理会社の提携だったり、指定の業者だったりもします。
自分で選んだ業者だったとしても、「保証○年」などといったアフターフォロー付きの場合が多いので、何か問題があった時は同じ業者にお願いするパターンが多いのも理由です。
業者サイドから考えると「他の業者が手をつけた内装や工事を修正するのはめっちゃ大変」といった事もあります。
なぜ大変かと言うと、業者によって使う材料や手法が違うからです。また他にも、工業用の材料(硬くなる素材や強力な接着剤など)は取り換えるのが一苦労だというのもありますね。
このような理由から『業者は選ぶべき』なのです。
業者の確認ポイント
「でも業者の会社は多いし、何を基準に選べばいいの?」
多くの方はこう思ったと思います。
これからそれを解説していこうと思います。
関わりを持ちたい業者の見極めポイントは3つです。
①敬語が使えているか
②見積もりが正確であるか
③質問に答えてくれるか
それぞれ解説を加えていきますね。
①敬語が使えているか
まずこれが一番わかりやすく、見極めが簡単な方法です。
電話口などで「あー、ハイハイ」などの言葉使いをしている業者は友人や先輩からの紹介でも関わるのはやめておきましょう。
敬語が使えない事は、サービス向上を考えていない証拠です。
そしてこのようにサービス向上を考えなくても良い業者というのは、例えば「〇〇会社の提携で・・・」「〇〇(オーナーなど)の紹介で・・・」といった形が多いです。
つまり『サービスや技術の向上をしなくても仕事が貰える』業者です。
このような業者は、施工が粗かったり雑だったりする場合が多いです。
ですので、初対面やファーストコンタクトで「あ、この人失礼だな」と感じたら、『とりあえず見積もりを出していただいて、他の業者と比べて検討します』と一度話を切って考える時間を作りましょう。
勢いに押されて契約の話に持っていかれないように注意ですね。
ただ、「そんな業者(会社)ってそんなにいるの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし実際には結構いる可能性があります。
個人自業主でやっている場合や、大企業でも「下請けの下請けの下請け会社」なんて事は、この世の中たくさんあります。
地元の繋がりが多い地域も要注意ですね。
②見積もりが正確であるか
次に挙げられるのは「見積もりが正確であるか」どうか。
特に内装などはどのくらいの規模感で行うのか事前にはわからない為、”〇〇円〜”のように上限が明記されていない場合が多いです。
なので、自分なりで良いので、ある程度の構想は細かく決めておきましょう。(壁紙を変える。床を剥がす。コンセントを増築する。などなど)
その構想を話して、見積もりを出してもらいましょう。
この見積もりが甘い業者も要注意です。
意識の共有が出来ていない可能性もありますが、本来しっかりしている業者は事前の打ち合わせをとても大切にします。
(用意する材料費や施工スケジュール、人件費などを諸々計算しなくてはいけないので。・・・普通の事なのですが普通の事をやらないところは意外と多いんです)
ですので、見積もりが明確であるかどうかも契約する前に確認するようにしましょう。
③質問に答えてくれるか
最後に確認する事は「質問に答えてくれるかどうか」です。
見込み客からの質問は、契約するにあたって重要なステージです。
この質問の回答によっては契約成立になるか、契約不成立になるかが決まります。
質問に答えない、明確にするのをぼやかすなどは、相手の経験の浅さや技術(実力)不足の可能性が考えられます。
また、ここもサービスの質と繋がる部分ではあります。そもそも質問に明確(適切)な答えが返ってこないと不信感に繋がります。
商売人として、締めの質疑応答は一番手を抜いてはいけない時間ですよね。
ですので、質問に答えてくれるか否かはしっかりと確認しましょう。
終わりに
どうでしたでしょうか。
個人的な経験則によるお話ではありましたが、参考になればとても嬉しいです。
大手企業でも副業が推進される世の中ですから、これから個人自業主や副業でこのような職種に参戦する人も多くなると思います。(DIYが得意で本業まではいかないけどある程度できるなど)
ますます、人を見る目が必要になりますが、初めての事に関しては盲目的になりやすいです。
それは仕方ない事なので、自分の開業や独立を上手に進めていくために、この記事に書いてある事は注意するようにしてくださいね。