こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
僕は元々整骨院勤めでしたが、今は整体をしています。
特にこの業界では「自分で独立したい」という方が多いのかなと思います。
そして本格的な独立の前に
副業を始めたい。
と考えている人も結構いらっしゃると思います。
ただ
でも何からすればいいかわからない。
そんな人も多いと思います。
なので、これだけはやっておけば大丈夫。という内容を
考えること
勉強すること
実際にやっておくこと
の3段階に分けて今回はご紹介していきます。
参考になれば幸いです。
目次
考える事
何のためにやるか
副業を何のためにやるか。そもそもの目的の部分をしっかりと考えておきましょう。
仕事は継続する事が大切です。
稼ぐため?やりがいのため?人脈つくりのため?地域活性のため?
目的は人それぞれだと思います。
例えば稼ぐためなら
いくら稼ぐか。
稼いでその分を何に使用するか。
本当にその額は必要なのか。
などを考えましょう。
必要ないことは続きませんし、やっているうちに辛くなります。
しっかりとゴールを自分の中で定めておきましょう。
何をするか
副業は何をするか。
ゴールを決めてから、何をするかを決めます。
自分のスキル
目標売上
稼働可能時間
目的に沿うもの
を視野に入れ、何が最適か何でやっていくかを決めていきましょう。
必ずしも本業に関係していることでないといけないということではありません。
行動はどうするか
では、これからどうしていくのか。
副業を始めるにあたって、資金が必要であればどう資金を集めるのか。貯蓄なのか融資なのか。
必要な知識や技術は何か。それをどのスパンで習得・理解していくのか。
スケジュールを組み立てていきましょう。
組み方としては
今の現状の把握(技術や知識の習得状況、貯金、環境など)
ゴールの確認(目的の確認。出来るだけ目標は一ヶ月ごとなど短い期間に区切って確認する)
日々の行動(スパンごとのゴールを達成するための行動を決める)
の順番で決めると進めやすいかなと思います。
勉強しておく事
税金について
副業を始めると、いわゆる「個人事業主」と呼ばれる立場になります。
そうすると事業税などもかかりますし、所得税も利益によって変動するので、しっかり把握しておく必要があります。
会社では年末調整をして来年度の税金が決まります。
ただ副業をしているとそこに加えて、自分で確定申告をして来年度の税金を自分で申告しなければいけません。
どのように税金が決まるのか。
税金の仕組みや法律などを深くでなくてもいいので、全体的に把握しておきましょう。
まずは今の自分の給与から来年度の税金やいつも掛かっている保険などの金額を確認してみてください。
副業をする前のお金の計算の練習になります。
確定申告について
副業を始めた時に必ず関係してくるのが確定申告です。
誰でも初めてのことなので不安になりますよね。
質問もよく受けます。
確定申告は青色と白色がありますが、基本的に青色一択でいいかなと個人的に思っています。
なぜなら白色にするメリットが特にないからです。
売上が上がればいつかは青色になりますし、金額が少ない方が記帳が楽で練習になります。
ちなみに青色申告にはいくつかソフトがあり、そのソフトごとに入力の説明もあります。税理士に依頼する事も可能です。青色申告会という団体にサポートしてもらうという選択肢もあります。
また本も色々と出ているので、まずは1500円くらいのわかりやすい本を買って勉強することをオススメします。
お金についてのお話
やっておく事
口座を分けておく
プライベートと事業用の口座を分けておきましょう。
つまり、事業用の口座を作っておきましょうということです。
これはお金の流れを分かりやすくするため。記帳を楽にするため。振り込みなどの際のリスクを減らすため。
の3つの理由があります。
実は確定申告の記帳する際に、通帳のお金の出入りを入力する必要があるんです。プライベートのお金の流れが通帳にあると、単純に手間がかかります。
また、記帳している時に金額のズレなどがあると、自分でミスを探すのにかなり時間がかかり苦労します。
そして、売上で振込によるものがある際に、個人名だと信用されにくいというのもあります。
(あなたが何かを買って、振り込む際に個人名義の口座だと少し怖くありませんか?)
ですので、副業を始める少し前に事業用の口座を作っておくことをオススメします。
事業用の口座の作り方の順序としては
開業届を税務署へ出す➡︎口座を作る
ですので、必ず開業届を提出してから口座を作るように注意してくださいね。
副業がOKか確認する
意外と忘れがちなのが
そもそも現在在籍している会社が副業可であるかどうか。
特に整骨、整体、リハビリ関係、ヨガ、トレーナーなどの
所謂ボディワーカー(体に関わる仕事)の場合、同業同種の副業を禁止している会社が多いです。
なぜなら顧客の流出や技術の流出などで会社に不利益が起こる可能性が大いに考えられるからです。
ですので、まずは今いる会社は副業がOKなのか否かを確認しましょう。
レシートや領収書は始める前から保管しておく
開業前からレシートや領主書は保管しておきましょう。
これは経費の一つに「開業費」という科目があるからです。
開業前に掛かった、事業のためのお金は経費として計上することができます。(2年前とかのは流石に難しいですが)
ですので、開業前からレシートや領収書はしっかり保管しておきましょう。
最後に
副業自体は開業届と青色申告承認申請書という紙(合計2枚)を税務署に出すだけで始められます。
実はとてもハードルは低いのです。
ただ、知らないことが多いとなかなか重い腰が上がらなかったりしますよね。
ハードルを低くするためにはまずは知ることが大切です。
この記事が少しでも役に立てばとても嬉しいです。