【整骨院で学んだ】嫌われないコミュニケーションの方法

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

 

僕は柔道整復師として整骨院で6年間働いていました。1日30人ほどの施術をしていて患者さんと色んなお話をさせていただきました。

 

当然ながら患者さんは個性あふれる人たちばかりです。デスクワーク、医者、学生、個人事業主、アパレル関係、看護師、栄養士、トレーナー、営業、主婦、おじいちゃん、おばあちゃん・・・。

 

 

職種、年齢、性別問わずに多くの人と交流が持てるのはこの仕事の醍醐味であると僕は感じています。

今思い返しても、とても温かい職場環境でした。

 

 

そしてこの仕事には特徴あります。それは

 

体に直接触れさせていただく仕事なので、自然とお客さんとの距離が近くなること。

 

 

毎日、至近距離で、多くの人とコミュニケーションをとります。

当然初めての人もいますし、2・3回目の人もいます。長いお付き合いの人もいます。

 

 

その中で、自分の印象を良く保つことはとても大切なことです。

 

接客業ですし、何より相手にも気持ちよく施術を受けてもらいたいですしね。

 

 

今回は、

「人と話すの苦手だなぁ」

「なるべく円滑な人間関係を作っていきたい人がいる」

 

そんな人の参考になるような話を書いていこうと思います。

 

 

山田
嫌いな人にお金払って施術してもらうのって結構なストレs・・・みなまでは言うまい・・・

 

 

 

この記事でわかること

人とのコミュニケーションで大切なのは、引き出す力

人は自然とギブアンドテイクをするようにできている

テクニックより心持ちが大事

 

 

では、参考にしてみてくださいね。

 

 

 否定をしない

 

まず、人は自分のことを否定されることを嫌がります。

そして自分が正しいと常々思っているものです。

 

 

「いやそれは違うじゃん」

「でもそれは〇〇さんの意見であって本当は・・」

「だって普通に考えて間違ってる」

 

 

否定した瞬間から相手はあなたの印象が悪くなります。

 

 

承認欲求も満たされない。

自分を否定されると言うのは生物学的に考えると群れから外れて危険な状態になるということに繋がってきます。

 

 

自分の居場所を潰されるのと一緒なんです。

 

 

でも。

だって。

しかし。

 

コミュニケーションを阻害する言葉の3トップです。

 

 

コミュニケーションをとるときには肯定語を多く使うようにしましょう。

 

なるほど。

そうなんだ。

いいね。

 

自分はあなたのことを否定しませんよ。

 

 

受け入れ態勢を整えるだけでも、コミュニケーションが潤滑に進みますよ。

 

 

 

ちなみに

 

「わーすごいですぅ!さすがですぅ!」

 

 

思ってもいないお世辞を言わなきゃいけないのか?

 

 

 

 

いえ、そんな思ってもいないお世辞を言う必要は全くありません。

むしろ相手からの印象が悪くなるので、思ってもいないことは口にしないほうがベターです。

 

ポジティブなことを言うのではなく、あくまでも「肯定語」です。

 

 

 共通点を見つける

 

人には類似性の法則というものがあります。

 

自分と似たものが好きになる。そんな法則です。

 

 

よく言われるのは

「類は友を呼ぶ」

ですね。

 

 

自分と近しい人とのコミュニケーションは弾みますし、安心感もあります。

 

ですので、自分と相手の共通点を探してみましょう。

 

家族構成、趣味、好きなもの、嫌いなもの、出身地、やっていた部活などなど。

 

 

「私も〇〇なんです」

 

そんな部分を探してみましょう。

 

そして、ここでもポイントは嘘をつかないことです。

単純にバレます。

 

多くは相手が気を遣って気が付かないフリをしてくれていることが多いです。

(気づいていないのは自分だけだったりしますので注意してくださいね)

 

 

山田
みんな大人なんだなぁ」。それが整骨院での僕の感想です。表ではスタッフに話を合わせているけど本当は・・・ね(苦笑)。僕の院での立ち位置的に患者さんからのぶっちゃけ話を聞くことが多かったので。・・嘘はバレてますよ

 

 聞き役に徹する

 

これはよく言いますし聞いたこともありますよね。

 

相手:自分=7:3

 

くらいを意識してみましょう。

 

 

 

人は自分の話を聞いてほしいものです。

聞いてもらってそれを肯定してほしい生き物です。

(僕もそうです)

 

 

 

気持ちよくお話できる人の方が、もっと話したくなりますし好きになります。

 

ただ気をつける点があります。

それは「きっかけはこちらが作る」こと。

 

 

 

よく自己開示が大切だと言われますよね。

これは本当の場合が多くて、ある程度理解している人ではないと、相手は自分の話をしたくありません。

 

 

自分がどのような人なのか。

話ても大丈夫な安全な人なのか。

 

をアピールするために自己開示(自分の話)をしましょう。

それでいて自分が多くを話すのは前半の前半だけ。そこからは相手の話を尊重して上げることを意識してみてくださいね。

 

 

 

 

また話の話題ですが、その人の好きな話題・話したそうな話題をチョイスするのがベストです。

なので、質問も相手の話したいであろう話題の質問をするように気をつけるととても喜ばれます。

 

ついつい自分の知りたいことを質問してしまいそうになりますが、

大切なのは「相手が何を話したいのか」を聞くことです。

 

そしてその話したい内容を否定せずに受け止めることで、相手から嫌われないコミュニケーションをとることが可能になります。

 

 

プロの柔道整復師が考える本当の傾聴はこちら。

元整骨院院長が話す、ヒアリングで一番重要な事

2018年10月20日

 

 

 終わりに

 

人はワガママです。

(もちろん僕も含めて)

 

自分の話したいことを話したいですし、それを聞いてくれる人であるなら嫌いになる理由なんてありません。

 

聞き上手とは

「あなたの話したいことはこれですよね?わかってますよ。言いたいことを全部聞く態勢は出来ています。なのでこの質問をしますね」

 

と相手のことを本当に想って、言葉をかけて待ってくれる人のことを言います。

 

 

コミュニケーションはテクニックではなくて、相手のことを大切にすることや相手に興味を持つという優しい心持ちが一番重要なんじゃないのかなと思います。

 

 

テクニックに頼るとどうしても

「相手にこう思ってほしい」

などの、相手をコントロールしようとする考えが強くなってしまいがちなので注意してくださいね。

 

 

参考になれば幸いです。

 

柏の整体サロン pirka-ピリカ-

ABOUTこの記事をかいた人

【こころとからだの今を知る】をコンセプトに自分の体と心に向かい合える時間と空間、快適に過ごすための体つくりのお手伝いをしております。 好きなことを全力で出来る人生を。 ◎保有資格◎ 柔道整復師、鍼灸師、アスレティックトレーナー。