こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
女性ではよく「のぼせ」があり、体は冷えているのに顔は常に熱い。
なんてことを仰られる方が多くいらっしゃいます。
お医者さんに相談しても
「年齢の問題」
「特に心配は無いですよ」
などと言われてしまうことがほとんどみたいです。
確かに
生死には関係無いことがほとんどですし、年齢的なホルモン変化や神経変化も関係あることは必然でしょう。
でも、のぼせって結構気になりますし、頭がボーッとしてやる気がなくなってしまったりして、意外と生活の行動範囲を制限してしまう。
なんてこともあると思います。
(患者さんがよく「すぐ顔だけ汗かくから、外出先でみっともない姿見せたく無いのよね」と言っていたので・・・)
今回は
冷え性なのに、顔は熱い。
そんな、「のぼせ」についてのお話を書いていこうと思います。
この記事でわかること
のぼせの原因
自分でできるのぼせの対処法
目次
のぼせとは
のぼせとは様々な原因で起こりえますが
一般的に、頭や顔に血が上ったような感覚や、熱を持った感覚、暑く感じるなどの症状を指します。
のぼせの原因
のぼせの原因はストレスなどの神経的なものから物理的な暑さ、ホルモンなどの関係など多岐に渡ります。
しかし多くの場合は頭にいく血流が多くなってしまっていたり、頭から体に戻ってくる血液の流れが悪くなっていることが多かったります。
つまり、頭に血液が多く貯留してしまうと、のぼせが起こりやすいと考えられるのです。
自分でできる「のぼせ対処法」
①手足の冷えを改善する
のぼせは頭に血液が貯留してしまう状態が考えられます。
この原因として
頭以外に流れる血液の量が減っている可能性が考えられます。
冷え性になると末梢(手足などの体の末端のこと)の血管は収縮し、流れる血液の量が少なくなります。
ですので、冷え性を改善することによって、末梢に流れる血液量を多くして、頭に流れる血液量を正常に近づけることができる可能性があります。
冷え性の改善についてはこちら
②マッサージをする
マッサージをすることで、筋肉の血流量を多くすることができます。
筋肉への血流を増やすことで頭に登ってしまう血液を分散する効果があります。
特に
ふくらはぎや腰回りなどの体の下の筋肉に対してマッサージをすると良いでしょう。
③辛いものや味の濃いものを避ける
東洋医学では、辛いものは頭に熱を溜めてしまう作用があると言われています。
なので辛いもの好きでいつも辛いものを摂っている方は、辛い食べ物を避けてみるのも一つの手になります。
また
味の濃いものに関しては
「湿」と呼ばれるものに変わりやすく、冷えやむくみなどによって体全体の血流などの流れを滞らせると言われています。
全身の体液などの流れが滞ると、頭に熱が篭ってしまい、のぼせが発生する可能性も考えられます。
ですので
辛いものを避ける。
味の濃いものを避ける。
などの食生活の改善も試してみる価値はあるかと思います。
終わりに
のぼせは多くの要因(ホルモン、自律神経、食生活、生活習慣、体質、季節や環境、ストレスext…)が関わって起こることがほとんどです。
しかしだからと言って、何もできないことは無いと僕は考えています。
今回書いた記事の内容を試してみて、少しでものぼせの改善に役立ててもらえれば嬉しいです。