こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
上肢の症状って色々あると思います。
代表的な症状としてバネ指、外側上顆炎などが有名です。
あとは手の冷え性なども主訴として多く聞かれます。
これらの症状を改善する為には、上肢の血流を増やす必要があります。
今回は上肢の血流を良くする為にアプローチする筋肉を書いていこうと思います。
目次
上肢に繋がる血管
上肢に繋がっている血管は鎖骨下動脈と呼ばれる血管です。
こんな感じで鎖骨下動脈は胸の前もしくは肩の前を通過しています。
この近くには大胸筋と呼ばれる筋肉が付着しており、この大胸筋が硬くなると血管を圧迫し上肢へ流れる血流が悪くなります。
大胸筋は猫背や上腕が内旋した状態が続くと硬くなりますので姿勢改善やストレッチでのアプローチをするようにしましょう。
また、そのほかにアプローチした方が良いと考えられるのは小胸筋です。
小胸筋も鎖骨下動脈と交差している筋肉の一つです。
小胸筋の緊張は過外転テストと呼ばれる理学検査でも簡単に検査できるので、上肢の症状がある時は必ず確認するようにしましょう。
小胸筋は大胸筋と違い、上腕には付着していないので上腕の内旋は筋緊張には関わりません。
どちらかというと、肩の前方転移(肩が前に入った状態)が続くと硬くなります。
日常動作だと上を前に出して操作する動き(PCを使用するなど)が原因となりやすいです。
小胸筋の他にも烏口腕筋と上腕二頭筋を緩めると上肢の血流をよくすることができます。
これらの筋肉も血管を圧迫する筋肉なのでアプローチする選択肢に入れておくと良いでしょう。
まとめ
上肢の血流に関係ある大きな筋肉は
大胸筋
小胸筋
上腕二頭筋
烏口腕筋
の4つを覚えておくととても便利です。
よろしければ参考にしてみてくだいね。