健康維持のための水分補給【一日2リットル】

こんにちは。

pirka-ピリカ-の山田です。

人の生理学観点から考えると健康の維持のために必要な水の量がわかってきます。

また水は体内に必要不可欠な物質であり、様々な作用・役割を担っています。

今回はとても身近な水についてお話ししていきたいと思います。

 1日の必要量は?

結論から話しますと

1日に必要な水の量は2リットル以上になります。

体重20kgあたり1リットルの計算です。

(本当は細かい計算式がありますがこの認識でほぼ対応できると思います)

思ったより多い・・・。

と思った方もいると思いますが、実はこれは必要量だったりします。

 なぜこんなに水が必要なのか

なぜこんなに水を摂取する必要があるのか、考えていきましょう。

まず単純な理由があります。

それは、排泄量が2リットル以上になることが多いから。です。

人の1日平均の水分の排出量はこちらです。

小便 1.5L

大便 0.5L

呼吸や汗、不感蒸散など 0.5L

これらは解剖学・生理学の教科書にも記載されているほど有名な数字です。

ここから考えるに、人は最低でも2リットルは体外に水分を排出しており、その分体外から水分を摂取する必要があると考えられます。

 何を飲めばいいのか

これも結論から言います。

常温以上の水が一番、良いと考えています。

理由としては水は飲んでから役10分〜15分で血管の中に入ることが出来ます。

他の飲料水だと消化を行う必要があるので1〜2時間はかかってしまいます。

吸収が早い。ということが理由の一つです。

また冷水は体を冷やします

体内で代謝を起こす時に水が必要なのですが、他に必要な要素として「体温」も存在します。

例えば氷水を飲むと胃の温度が4度下がります。そして戻るまで4時間ほどかかると言われています。

氷水は体温を下げることによって健康へのマイナスになる可能性があるので水を摂るとしたら常温以上がベターだと言えます。

 水の他の作用

水は体内でどんな作用や役割があるのでしょうか?

一例を羅列していきます。

①支持組織の構成〜ex.椎間板、骨(骨も構成要素の30%程は水分で構成されています)、皮膚

②物質の拡散〜神経伝達物質の輸送、細胞内への物質輸送、血球の運搬(血漿)、生体電気の発生(イオンの輸送)

③代謝の溶媒〜体内の代謝は加水分解が7割を占めている。加水分解には水が必要である

水は僕たちが生きるために常に行なっている代謝。そして体を構成している骨格や神経組織酸素と栄養を運ぶための血液などに必要不可欠な物質であることがわかります。

なので健康を目指す上で、サプリメントなどを使うのは良いのですが、まずは水分補給をしっかりしているかに目を向けてみるのも一つ、大切なことなのかなと思います。

とても身近な存在ですが、ついつい見逃しがちな存在です。

一度、自分が1日でどのくらい水を摂取しているのか確認してみるのはどうでしょうか?

※余談ですが、筆者は水をしっかり飲み始めて、一年で体温を35.8→36.6まであげることが出来ました(元々500mlくらいしか飲めていませんでした。そしてすごい低体温・・。アトピーも酷かったですがそれも改善しました)

お金もかかりませんし個人的にオススメの健康法の一つです。