こんにちは。
整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。
今回は歩行と体の運動連鎖について簡単に紹介していこうと思います。
歩行と腕の関係
人が歩く時には自然と手を前後に振ります。
小さい時を思い出してみてください。
速く走ろうと思った時は腕を思いっきり振って、全力で走っていましたよね?
歩く時も、手は自然と振っていたはずです。
これは人の反射が関係しています。
腕の振りというのは、人間の反射の一つで、体のバランスを取るために必要な動作なのです。
目次
片足で立ってみましょう。
いきなりですが、みなさん片足立ちをしてみてください。
まずはじめは右足で立ってみましょうか?
その時、右手と左手を比べると、右手が少し前に出ていませんか?
人は曲げている足(浮かしている足)と逆側の腕を曲げる習性があるのです。
なので歩く時は浮いている足とは逆側の手が前に出ているはずです。
おもしろいですよね。
では、日常生活ではどうでしょうか?
最近はスマホなどを見ながら歩いている人が多いですね。
つまり腕が振れていない人が多いんです。
そして腕の振りには、他にも実は重要な役割があるんです。
歩行と腰の関係
この腕の動きはバランスを取る役割と『体を捩じる役割』があります。
体を捩じることによって、体の力を上手く地面に伝えています。またそれと同時に腰の筋肉を動かして体幹の血流を良くする働きもあります。
なので、腰痛を持っていて腰の筋肉が硬い人が歩いている姿を見ると、腕が振れていない人、腕が動いていない人がとても多いのです。
なので、普段から腰痛の予防には
「歩く時はしっかり腕を振ること」
がとてもよい予防になります。
是非普段から試してみてくださいね。