【保存版】自宅サロンのメリット、デメリット【自宅サロンのリアル】

こんにちは。

整体サロンpirka-ピリカ-の山田です。

 

 

自宅サロンには良いところ悪いところ(メリット・デメリット)。どちらも存在しています。

 

 

これから自宅サロンをやっていきたい。

初めは自宅サロンから始めたい。

 

 

 

そんな人の参考になれればいいなと思って、今回の記事を書くことにしました。

 

 

 

今回の記事でわかること

1、自宅サロンの良いところ(メリット)

2、自宅サロンの悪いところ(デメリット)

3、自宅サロンで生活していくためには

 

 

では、さっそく書いていこうと思います。

 

 自宅サロンのメリット

 

自宅サロンのメリットは大きく分けて3つあります。

 

①初期費用が安い

 

まず一番のメリットとして初期費用がかからないということが挙げられるでしょう。

 

テナントや物件を借りるのであれば、初期費用が大きなハードルとして立ちはだかります

 

通常だとテナント物件では敷金礼金や補償費などで『家賃の約5〜6ヶ月分』の初期費用がかかると思っておいて良いでしょう。

 

 

具体例で挙げると

10万の家賃のテナントを借りる時は初期費用は50〜60万はかかります

 

 

物件ごとにオーナーが違い、考え方も違うので絶対とは言い切れませんが、上で挙げた数字は最低限の数字なのでこれより少し高めになると思っておいてください。

 

 

 

しかし自宅サロンであれば初期費用は、ほぼかかりません。

 

用意するのであれば、専用の部屋・施術のベッド・施術に必要な器具くらいでしょうか。

もし他に必要なものを買い揃えてもそんな大きな出費にはならないはずです。

 

ですので、自宅サロンのメリットとして「初期費用がかからない」といことが大きなメリットになるかと思います。

 

 

②ランニングコストが安い

 

テナント物件を持つと、当然ですが毎月の家賃が発生します。

 

始めたてであればその家賃が支出を大きくして、生活を圧迫します。

単純に家賃が10万のテナントであれば、今より10万円は今より多く稼ぐ必要があるのはわかりますよね?

 

 

しかし自宅サロンであれば、この家賃というランニングコストを軽減もしくはなくすことができます。

これは大きな支出の削減です。

 

仮にテナント家賃が10万だとしても年間で計算すると120万になります。

それだけの金額を他のことに使用できるとしたら、かなり良いと思いませんか?

 

また通信費や光熱費などもしっかり計算をして確定申告すれば、経費として計上することもできるでしょう。

 

 

その削減したお金で、セミナーで技術をつけるのでも良いですし、単純に貯金へ回す金額も大きくすることもできます。

 

 

自宅サロンのメリットとして「ランニングコストが安い」ことが挙げられます。

 

 

③親近感が湧きやすい

 

自宅サロンのメリットとして「親近感が湧きやすい

 

ということが挙げられます。

 

これはすなわち「リピート率」に関わります。

 

新規も大切ですがこの「リピート」が抜けてしまうと経営が成り立ちません。

いかにクライアントのニーズにあった、質の良いサービスを提供するかがとても大切です。

 

その中で「親近感」は、クライアントさんに、馴染みやすかったり気心しれずに訪れることのできる場所だと思っていただくために必要な要素です。

(もちろん言う必要も無いかと思いますが、押し売り・クライアントが必要としていないことを提供するのは良くないことです。人として嫌われてしまいます)

 

クライアントも施術家も、お互いにメリットがあり、良好な人間関係を築くことが重要で、その一つの要素として親近感がある。

 

自宅サロンはこの親近感を自然と醸し出せます。

 

 

これも自宅サロンのメリットだと思います。

 

 

 自宅サロンのデメリット

 

では今度は自宅サロンのデメリットです。

こちらを聞きたい方が多いのかなと思います。

 

説明していきますね。

 

デメリットも大きく分けて3つ挙げられます。

 

 

①新規獲得がしづらい

 

まずコレですね。

 

自宅サロンのデメリットとして「新規獲得をするのが難しいこと」が挙げられます。

 

 

自宅サロンは「施術家の自宅」であることが多いかと思います。

 

そこに向かうクライアントさんには色々な不安があります。

行って大丈夫かな?

どんなところだろう?

 

 

クライアントさんはそんな不安を抱えながら訪れます。

つまり「クライアントさんがあなたのサロンに行くと決める前に悩む点が多い」のです。

 

人は悩んだり、考えたりすることは苦手です。

 

「あとでまた考えよう」

 

 

とクライアントさんに思われたら、基本的にはもう”あなたのもとに来る”という選択は、ほぼ無いと思った方が良いでしょう。

 

 

なのでテナントがある場合と比べて、新規獲得がとても難しいのです。

 

 

②広告の制限がある

 

自宅には広告制限がある場合があります。

各家にもよりますが、看板を設置できなかったり、チラシを禁止していたりする場所もあります。

 

その場合、世間への情報発信やアプローチの選択肢が減り、露出が減ってしまうのであなたの存在を周りに認知してもらうことが、難しくなるのです。

 

個人でやるにしても、数人でやるにしても、あなたの存在を認知してもらわないことには仕事は来ません。

 

 

 

③生活するためには工夫が必要

 

ここはとても重要な部分になりますが、

自宅サロンで生活できるか否か

 

が気になると思います。

 

正直に言ってしまいますね。

 

自宅サロンだけで生活するのは厳しいです。

 

 

 

生活するにはお金が必要です。

せめて毎日ご飯は食べていけないと・・・シンドイですよね。

 

そして売り上げは下記の計算式に当てはまります。

 

単価×人数×頻度

 

 

新規が取りづらいことによって人数が減ってしまいます。

 

つまり新規開拓をしづらい自宅サロンで生活を安定させていくには、何かしらの工夫が必要になってきます。

 

 

 

 自宅サロンで生活していくためには

 

自宅サロンで生活していくためにはいくつかのコツが必要かなと思います。

個人的な解決策としては下記の2点です。

 

①新規開拓をするために「コミュニティに属すること」

②サロンの売り上げのみに頼らないように「サロン以外の収入源を作ること」

 

一つずつ説明していきますね。

 

「コミュニティに属すること」

 

例を挙げるとすれば

 

ママさん友達の繋がり

社会人サークルの繋がり

大学や高校のグループ繋がり

会社の繋がり

業界の繋がり

 

などです。

 

自宅サロンは『口コミと紹介』が命です。

 

 

ですので、紹介をうみやすい環境に身を置くことが大切になります。

 

よく口コミだけでやっているサロンなどを見かけますが

 

その内の9割は「もともとどこかのコミュニティに属していた」か「インフルエンサー(紹介を大人数してくれる人)が来ているか」のどちらかに当てはまります。

 

 

インフルエンサーを呼び込むには、運かコネクションが必要です。

これらに頼るのは、なかなか博打だと言えます。

 

 

なので、何かのコミュニティに属して、そのコミュニティの人に来ていただきましょう。もともとあなたを知っている人なので、信用がある状態であなたのサービスを提供することができるはずです。

 

そしてあなたがどんな人物か知っているので、クライアントさんは紹介もしやすいのです。

 

 

コミュニティの人を大切にして、きちんと価値の提供ができれば、新規獲得が期待できるかと思います。

 

 

「サロン以外の収入源を作ること」

 

サロン以外の収入源を作ることも考え方としてはありかなと思っています。

 

例えば下記などです。

 

セミナー

オンラインサロン

アフェリエイト

販売(物販)

YouTube(今流行りですよね)

 

 

なんでも良いのですが、できれば自分の本業とリンクするものが出来ると効率的かなと思います。

自分との相性を考えながら、好きなもので良いので、収入の柱を増やすことをしてみましょう。

 

 

こうすることで、サロンでの収益が低くても、他の収益で補うことができます。

 

 

 終わりに

 

自宅サロンは気軽に始められます。

 

しかしそれを仕事としてやっていくには、考えなければならないことが多くあります。

自宅サロンのメリット・デメリットを考慮して、自分に合ったやり方を探すこと。

 

そして何より、クライアントさんに何が提供できるのかを真剣に考えることを忘れないようにしましょう。

 

 

個人的な見解を書いてきましたが、参考にしていただければ幸いです。

 

柏の整体サロン pirka-ピリカ-

ABOUTこの記事をかいた人

【こころとからだの今を知る】をコンセプトに自分の体と心に向かい合える時間と空間、快適に過ごすための体つくりのお手伝いをしております。 好きなことを全力で出来る人生を。 ◎保有資格◎ 柔道整復師、鍼灸師、アスレティックトレーナー。